アメリカの果実

ボイセンベリーはイチゴ属の果実で、ブラックベリーとラズベリーを掛け合わせたものです。生まれたのは1930年前後のアメリカ西海岸で、「ボイセン」という名は元祖の栽培者の名前にちなんだものとされています。毎年初夏に深紫色の実をつけ、主に加工食品として出荷されます。日本でも中国・四国地方を中心に栽培が行われています。 これまではあまり馴染みのなかったボイセンベリーですが、近年では徐々に注目が集まってきています。というのもこの果実には健康に良いとされるさまざまな成分が豊富に含まれていることが最近になって分かってきたからです。

ボイセンベリーに含まれる健康成分のうち、代表的なものがエラグ酸です。エラグ酸は天然のポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があることで知られています。そのため細胞の老化を防ぎ、身体を若々しく保つのに役立ちます。特にお肌に対しては、メラニン色素の生成を抑え、美白効果をもたらすとされています。 また、ブルーベリーなどでおなじみのアントシアニンも豊富に含まれています。アントシアニンには視神経の働きを改善する作用があり、「目に良い成分」としてよく知られています。 さらに葉酸も含まれてます。葉酸は造血や細胞増殖に欠かせない物質です。特に妊娠初期の女性は胎児の健康を守るため積極的に摂取することが勧められています。 このように豊富な健康成分を含むボイセンベリーですが、今後は知名度も今以上に上がっていくものと予測されています。